09/08 01:50


高校の時に逆戻りしている
生活はつらく、みんなからも疎外されていて昼休みも一人で座っている
理科の授業中、気に入らない教師の前で自分が撮った写真を出して見ているとそいつに取り上げられ、お前の写真はつまらないと言われる
次第に現実が歪んでくる
銀髪の少女が校庭に立っているのを俺だけが見るようになった
じきに俺は完全に壊れたのか、教室の中で空中浮遊を始め、唖然とするクラスメイトたちを余所に外へ飛び出す
外はベトナムかどこかの桃源郷のようだったが、村を彩っていたのは人肉だった 木の根元から手首が等間隔に突き出し、腐った顔がまた等間隔に並んでいる 村の外れには壊れかかった檻があって、圧政者はそこで発狂している
村を出ると鎮守の森のようだった
荘厳で高い樹々に触れながら浮遊している 樹々たちは個性を持っていて、つがいで結婚を求めてくる 僕が吟味していると悲しむ者もいた 空を飛んでいるとふらつくが、誰かが足の裏を押し上げてくれている 
森を抜けると元の教室だった
クラスメイトの前で浮遊したまま、前から気に入らなかった理科の教師の頭上から硫酸をかけた 奴は痛みに発狂しながら追いかけてくる 僕の足首にそいつの手がかかる 目がさめる
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